今回は横浜国立大学大学院環境情報学府人工環境専攻についてご紹介します。
1. 環境情報学府人工環境専攻の特徴
環境情報学府人工環境専攻の特徴は以下の通りです。
環境情報学府人工環境専攻の特徴
- 副専攻プログラム
- 社会人教育
それでは、詳しくそれぞれの特徴について解説していきます。
1.1 副専攻プログラム
副専攻プログラムは、社会と学生からのニーズへの対応、所属する専攻(課程・学科)以外の分野も学習する機会を設けたものです。
21のプログラムがあり、修了要件を満たした人には、修了証が発行され、成績証明書にも修了した副専攻名が記されます。
1.2 社会人教育
環境情報学府では、社会人は入試で筆記試験を免除し、口述試験、書類審査の社会人特別選抜を導入しています。
また、演習・ワークショップの開講時間に配慮する履修等の特例や、仕事の都合等で長期履修を希望する社会人学生に授業の便宜を図る制度など社会人に配慮した制度があります。
2. 求める受験生像
受験をする上で、大学の研究科がどのようなことを求めているのかを知ることは重要です。
なぜなら、自分のやりたいことと合致しているのか理解でき、選抜の意図も把握できるからです。
では、人工環境専攻ではどのような能力が求められているのか解説していきます。
2.1 求める受験生像
人工環境専攻の求める受験生像は以下の通りです。
求める受験生像
人工環境専攻 | 環境情報学府(新教育組織) | 学府案内 | 横浜国立大学・環境情報学府 (ynu.ac.jp)から引用
- 人がつくり出す環境やシステムにおける安全を確保し、新技術を推進するための様々な工学的な知識と技能をマネジメント方法などとともに探求しようとする人
- 人がつくり出す環境による汚染や課題等の実態やその影響を把握し、ひいては対策・政策の社会実装などに関する知識を得るともにマネジメント方法を探求しようとする人
- 人が生活する社会の持続可能性に関わる課題の発見・解決ならびにこれらに資する技術の社会実装について、多様な組織的活動や企業経営における政策・戦略やマネジメントの知識と技能を探求しようとする人
3. プログラムの特徴
次に、プログラムについて解説していきます。
3.1 プログラムの特徴
人工環境専攻には下記の3つの教育プログラムがあります。
3つの教育プログラム
- 安全環境工学プログラム : 都市や産業プラント、インフラ、などの設計や災害時の対策や避難経路の確保や速やかな復旧などに関して
- 環境学プログラム : 安全工学的な技術を社会実装するために、これらの知識に基づいてリスク評価し、法制化や政策立案へとつなげる
- 社会環境プログラム : 人工環境の中で暮らす人に着目し、企業経営や自治体の在り方、福祉・健康にも配慮して、安心・安全を考える
4. 修了後のキャリア
次は修了生の就職先について解説します。
4.1 修了生の就職先
環境情報学府の修了生の就職先の例は以下の通りです。
環境情報学府の修了生の就職先の例
- 日立製作所
- 三井化学
- 京セラ
- 楽天グループ
- 国立研究開発法人科学技術振興機構
- 厚生労働省
卒業生の就職状況(所属別) - 卒業生の就職状況(所属別/留学生) - 就職支援 - キャリア・就職 - 横浜国立大学 (ynu.ac.jp) 参照
5. OB紹介
環境情報学府のOBであり、大学院入試に特化したオンライン予備校である志樹舎の代表講師である小杉樹彦氏について解説していきたいと思います。
5.1 経歴
小杉樹彦氏の経歴は以下の通りです。
小杉樹彦氏の経歴
- 横浜国立大学大学院環境情報学府博士課程後期修了【博士(学術)】
- 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修士課程修了【修士(メディアデザイン学)】
- 株式会社Brave New World 代表取締役CEO
小杉樹彦氏について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
講師紹介 | 院試の予備校・塾の志樹舎。大学院入試の対策(面接、研究計画書)はお任せ下さい (bnw-inc.jp)
5.2 志樹舎の実績
また、小杉樹彦氏が代表講師を務めている志樹舎の実績は以下の通りです。
志樹舎の実績
- 2015年1月に誕生した院試専門のオンライン予備校
- 学部生、社会人、留学生など、20代から60代まで幅広い年齢層の受講生が学んでいる
- 全国トップの合格実績
(横浜国立大学環境情報学府 ,慶応義塾大学(KMD・SDM・SFC他),難関国立大学(東京大学、筑波大学他)
小杉樹彦氏は、大手進学塾の在籍校舎で生徒・保護者からの指名数No.1に輝いています。
6. 人気教員・研究室pickup!
人工環境専攻の教授で、「安全の百科事典」(丸善出版)などたくさんの本を出版している岡泰資教授をpick upしていきます。
6.1 経歴・専門分野
岡教授の専門分野は以下の通りです。
岡教授の専門分野
- 災ハザード解析と評価
- 火災原因調査
- 可燃物の燃焼性状と煙・熱の流動性状
- 火災感知と作動時間予測
人工環境専攻 | 環境情報学府(教育組織)2018年度以降入学 | 教員紹介 | 横浜国立大学・環境情報学府 (ynu.ac.jp)参照
また、岡教授の経歴は以下の通りです。
岡教授の経歴
- 東京理科大学 博士(工学)
- 横浜国立大学 大学院工学研究院 助教授
岡教授についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
研究者詳細 - 岡 泰資 (ynu.ac.jp)
7. 入試概要
例として、2024年の入試スケジュールを上記に挙げています。
例年このようなスケジュールでおおよそ行われます。
下記より、一般選抜について解説していきます。
7.1 入試の内容
入試の内容は大きく3つに分かれ、以下の通りです。
入試の内容
- 出願書類
- 筆記試験
- 口述試験
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
出願書類
出願書類の内容は以下の通りです。
主な出願書類の内容
- 卒業証明書
- 成績証明書
- 研究計画書
- TOEIC,TOEFL,IELTSのいずれかのスコア証明書
詳しくは、環境情報学府の募集要項(R6_M.pdf (ynu.ac.jp))をご覧ください。
筆記試験
筆記試験の内容は以下の通りです。
筆記試験の内容
- 各プログラムにおける教育分野に関する問題群の中から選択
詳しくは、環境情報学府の募集要項(R6_M.pdf (ynu.ac.jp))をご覧ください。
口述試験
口述試験の内容は以下の通りです。
口述試験の内容
- 希望する研究分野に関する口述試験
詳しくは、環境情報学府の募集要項(R6_M.pdf (ynu.ac.jp))をご覧ください。
8. 最後に
志樹舎は、大学院入試に特化したオンライン予備校です。横浜国立大学大学院環境情報学府人工環境専攻の対策に対応しています。
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参考文献