今回は東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻についてご紹介します。

1. 人文社会系研究科アジア文化研究専攻の特徴


人文社会系研究科アジア文化研究専攻の特徴は以下の通りです。

人文社会系研究科アジア文化研究専攻の特徴

  • アジアの歴史・文化を学ぶ
  • 国際性豊か

それでは、それぞれの特徴について解説していきます。

1.1 アジアの歴史・文化を学ぶ

アジア文化研究専攻は、アジア諸地域における思想、文学、政治などの多様な様相と歴史・文化について詳しく学びます。

これらの学びを通じて、人類の諸文化や世界の諸課題を根元的、多元的な視点から考察できる人材を養成することを教育目的としています。

1.2 国際性豊か

人文社会系研究科は、留学生を多様な形で受け入れており、国際性が豊かです。

また、国際交流室があったり、様々な行事で交流する場が多く提供されています。

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2. 求める受験生像

受験をする上で、大学の研究科がどのようなことを求めているのかを知ることは重要です。

なぜなら、自分のやりたいことと合致しているのか理解でき、選抜の意図も把握できるからです。

では、人文社会系研究科ではどのような能力が求められているのか解説していきます。

2.1 求める受験生像

人文社会系研究科の求める受験生像は以下の通りです。

求める受験生像

  • 本研究科は、思想、歴史、言語、社会にかかわる諸問題について、独創的な観点から論理性を備えた議論を展開し、それぞれの関心に沿って、高度な言語能力を身につけ、実証性に裏打ちされた、堅実な研究を遂行することのできる学生を求める。

人文社会系研究科について │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科 (u-tokyo.ac.jp)から引用

3. コースの特徴


次に、コースについて解説していきます。

3.1 コースの特徴

アジア文化研究専攻には、以下のように8つのコースがあります。

8つのコースと研究室

  • 中国語中国文学 ; 中国語中国文学研究室
  • 東アジア思想文化 ; 中国思想文化研究室
  • インド文学・インド哲学・仏教学  ; インド語インド文学研究室、インド哲学仏教学研究室
  • イスラム学  ; イスラム学研究室
  • アジア史  ; 東洋史学研究室
  • 比較アジア社会文化研究  ; 東洋文化研究所
  • 南アジア社会文化研究 ; 東洋文化研究所
  • 西アジア社会文化研究 ; 東洋文化研究所

4. 修了後のキャリア

次は修了生の就職先について解説します。

4.1 修了生の就職先

人文社会系研究科の修了生の主な就職先は以下の通りです。

人文社会系研究科の修了生の主な就職先とその例

  • 情報・通信 : NTTデータ、楽天、Amazon Japan、GMOインターネットグループ、Google Japan
  • 金融・保険・証券 : みずほフィナンシャルグループ、みずほ証券、日本生命保険、三菱UFJ銀行、日本政策投資銀行
  • サービス : 日本基幹産業労働組合連合会、RIZAPグループ、リクルート
  • コンサルタント : EY ストラテジー&コンサルティング、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、大和総研

名称未設定-1 (u-tokyo.ac.jp)参照

志樹舎スタッフ

中でも情報・通信、金融・保険・証券に就職する人が多いです。

5. 人気教員・研究室pickup!

アジア文化研究専攻の教授で、NHK高校講座にも出演した佐川英治教授をpick upしていきます。

5.1 経歴・専門分野

佐川教授の専門分野は以下の通りです。

佐川教授の専門分野

  • 中国古代史
  • 人文・社会
  • アジア史
  • アフリカ史

佐川 英治 (Eiji Sagawa) - マイポータル - researchmap参照


また、佐川教授の経歴は以下の通りです。

佐川教授の経歴

  • 岡山大学文学部史学科卒業
  • 大阪市立大学大学院文学研究科修士課程東洋史学専攻修了
  • 大阪市立大学大学院文学研究科博士課程東洋史学専攻修了
  • 岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授

佐川英治 - Wikipedia参照

佐川教授について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
佐川 英治 │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科 (u-tokyo.ac.jp)

志樹舎スタッフ

今回ご紹介した佐川教授の他にもアジア文化研究専攻には多くの人気教員が所属しています。
ぜひ、チェックしてみてください。

6. 入試概要

000009646.pdf (u-tokyo.ac.jp)から引用


例として、2024年の入試スケジュールを上記に挙げています。

例年このようなスケジュールでおおよそ行われます。

6.1 入試の内容

入試の内容は大きく3つに分かれ、以下の通りです。

入試の内容

  • 提出書類
  • 筆記試験
  • 口述試験


それでは、それぞれ解説していきます。

提出書類

主な提出書類の内容は以下の通りです。

主な提出書類の内容

  • 成績証明書
  • 卒業証明書
  • 研究計画書
  • 卒業論文もしくはそれに代わる論文


詳しくは、人文社会系研究科の募集要項(000009646.pdf (u-tokyo.ac.jp))をご覧ください。

筆記試験

筆記試験の内容は以下の通りです。

筆記試験の内容

  • 外国語試験 : 英語など
  • 専門科目試験 : それぞれのコースの専門科目について


詳しくは、人文社会系研究科の募集要項(000009646.pdf (u-tokyo.ac.jp))をご覧ください。

口述試験

口述試験の情報は以下の通りです。

口述試験の情報

  • 筆記試験の合格者に対して行う
  • 主として専門科目について行い、卒業論文もしくはそれに代わる論文の審査も重視される
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7. 最後に

志樹舎は、大学院入試に特化したオンライン予備校です。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻の対策に対応しています。

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参考文献

ようこそ! 文学部のホームページへ - 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科 (u-tokyo.ac.jp)