今回は東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻についてご紹介します。

1. 応用動物科学専攻の特徴


応用動物科学専攻の特徴は以下の通りです。

応用動物科学専攻の特徴

  • 新しいバイオテクノロジーの開発と応用
  • 基礎生物学の成果を応用し、生命現象のメカニズムを解明

それでは、それぞれの特徴について解説していきます。

1.1 新しいバイオテクノロジーの開発と応用

応用動物科学専攻は、動物を対象としたバイオテクノロジーの開発や応用に関する先端的研究を、世界的レベルで推進することを目標としています。

また、社会の期待や要請に応え、オリジナリティに富んだアプローチを追求しています。

1.2 基礎生物学の成果を応用し、生命現象のメカニズムを解明

応用動物科学専攻は、近年の基礎生物学の成果を基盤とし、多様な生命現象のメカニズムを解明しながら、具体的な課題への応用を目指しています。

また、応用生命科学の視点から教育・研究に重点を置き、実践的な解決策を探求しています。


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2. 求める受験生像


受験をする上で、大学の研究科がどのようなことを求めているのかを知ることは重要です。

なぜなら、自分のやりたいことと合致しているのか理解でき、選抜の意図も把握できるからです。

では、農学生命科学研究科ではどのような能力が求められているのか解説していきます。

2.1 求める受験生像

農学生命科学研究科の求める受験生像は以下の通りです。

求める受験生像

  • 農学生命科学が抱える食料や環境をめぐる多様な課題に取り組む意思と基礎的な能力を有する人
  • 世界的な視野を持ち、高度な専門知識の習得及び研究能力の向上に熱意をもって取り組む人

アドミッション・ポリシー | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部から引用

3. 講座の特徴


次に、講座について解説していきます。

3.1 講座の特徴

応用動物科学専攻には、以下の4つの講座があります。

講座と専攻分野(研究室)

  • 高次生体制御学講座 : 応用免疫学、応用遺伝学、動物細胞制御学
  • 動物機能科学講座 : 細胞生化学、獣医動物行動学、放射線動物科学
  • 協力講座 : 実験資源動物科学
  • 兼担研究室 : 獣医繁殖育種学、獣医解剖学、獣医生理学、獣医衛生学、実験動物学(獣医学専攻)、食品病原微生物学

4. 修了後のキャリア

次は修了生の就職先について解説します。

4.1 修了生の就職先

修了生の主な就職先は以下の通りです。

東大・応用動物科学専攻・進路から引用

就職先の例

  • 厚生労働省
  • ミツカン
  • アステラス製薬
  • 味の素
  • NTT

修了生の進路 | 生圏システム学専攻参照

志樹舎スタッフ

企業に就職する人が過半数程度を占めていて、次に進学する人が多いです。

5. OB紹介

農学生命科学研究科のOBで、同教授であり、『世界一受けたい授業』にも出演した香坂玲教授について解説していきたいと思います。

5.1 専門分野・実績

香坂教授の専門分野は以下の通りです。

香坂教授の専門分野

  • 自然資源マネジメント
  • 森林科学
  • 地理的表示
  • 風土論

香坂玲 - Wikipedia参照


また、香坂教授の実績は以下の通りです。

香坂教授の実績

  • 第5回林業経済学会奨励賞受賞
  • 環境省、文部科学省、経済産業省の設置する委員会などに参画
  • 生物多様性条約COP10支援実行委員会アドバイザー
  • メディア出演 10件以上 (NHK,日本テレビ、テレビ東京など)

香坂玲 - Wikipedia参照

6. 人気教員・研究室pickup!

応用動物科学専攻の教授で、日本学術振興会科学研究費委員会専門委員でもあった田中智教授をpick upしていきます。

6.1 経歴・専門分野

田中教授の専門分野は以下の通りです。

田中教授の専門分野

  • ライフサイエンス
  • ゲノム生物学
  • 発生生物学
  • 応用分子細胞生物学

田中 智 (Satoshi Tanaka) - マイポータル - researchmap参照


また、田中教授の経歴は以下の通りです。

田中教授の経歴

  • 東北大学, 理学部, 生物学科卒業
  • 東北大学, 大学院理学研究科, 生物学専攻修了
  • 東北大学, 理学部, 日本学術振興会特別研究員
  • 東京大学大学院農学生命科学研究科, 学術振興会リサーチ・アソシエイト

田中 智 (Satoshi Tanaka) - マイポータル - researchmap参照

田中教授について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
田中 智 (Satoshi Tanaka) - マイポータル - researchmap

志樹舎スタッフ

今回ご紹介した田中教授の他にも応用動物科学専攻には多くの人気教員が所属しています。
ぜひ、チェックしてみてください。

7. 入試概要

*Admission_Guidelines_M_2から引用


例として、2024年の入試スケジュールを上記に挙げています。

例年このようなスケジュールでおおよそ行われます。

7.1 入試の内容

入試の内容は大きく3つに分かれ、以下の通りです。

入試の内容

  • 提出書類
  • 筆記試験
  • 口述試験


それでは、それぞれ解説していきます。

提出書類

提出書類の内容は以下の通りです。

主な提出書類の内容

  • 成績証明書
  • 卒業証明書
  • 研究計画書


詳しくは、農学生命科学研究科の募集要項(*Admission_Guidelines_M_2)をご覧ください。

筆記試験

筆記試験の内容は以下の通りです。

筆記試験の内容

  • 外国語 : TOEFL-ITP(LEVEL1)を受験
  • 専門科目 :応用動物科学を必須


詳しくは、農学生命科学研究科の募集要項(*Admission_Guidelines_M_2)をご覧ください。

口述試験

口述試験での内容は以下の通りです。

口述試験の内容

  • オンラインで実施
  • 口述試験は東京大学の現役教員が担当
  • 口述試験の内容に関する情報は少なく、対策が困難

志樹舎スタッフ

対策が困難なため、大学院入試に特化した個人指導塾「志樹舎」での受講が効果的です。

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8. 最後に

志樹舎は、大学院入試に特化したオンライン予備校です。東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻の対策に対応しています。

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参考文献

総合案内 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部