今回は慶応義塾大学大学院健康マネジメント研究科についてご紹介します。

1. 健康マネジメント研究科の特徴

gshm_pamphlet.pdf (keio.ac.jp)から引用

健康マネジメント研究科の特徴は以下の通りです。

健康マネジメント研究科の特徴

  • 多様性
  • 実務と研究の融合の重視
  • 実証的研究方法の重視

では、それぞれ詳しく解説していきます。

1.1 多様性

健康マネジメント研究科は、多様な背景・専門の学生がいます。

また、特定分野の専門科目だけを履修するのではなく、様々な専門科目を履修する機会もあります。

それにより、視野を広げ、健康の向上に貢献できる能力を培うことができます。

1.2 実務と研究の融合の重視

健康マネジメント研究科では、実務と研究を融合させた教育を重視しています。

実践と理論を融合させることによって、相乗効果が発生し、それぞれに利点をもたらします。

また、実務と研究が相互に往復するプロセスを理解するための科目や機会もあります。

1.3 実証的研究方法の重視

医療関係の領域において、効果的に成果をあげるためには臨床的・経済的な合理性の両立が求められます。

そのため、健康マネジメント研究科では証拠に基づく実証的な分析手法の修得を重視しています。

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2. 求める受験生像


受験をする上で、大学の研究科がどのようなことを求められるのかを知ることは重要です。

なぜなら、自分のやりたいことと合致しているのか理解でき、問題の出題の意図も把握できるからです。

では、健康マネジメント研究科ではどのような能力が求められているのか解説していきます。

2.1 求める受験生像

健康マネジメント研究科の求める受験生像は以下の通りです。

求める受験生像

  • 修士課程は、学際的・先進的領域の研究科として教育・研究水準の向上と広がりを目指し、学部の新規卒業者に加えて、実務経験を有し様々な領域で活躍する社会人も対象
  • 看護学専攻は、原則として、看護学の基礎教育課程を修了した者を対象
  • 公衆衛生・スポーツ健康科学専攻は、医療系・非医療系の出身学部を問わず多様な専門を持つ者を幅広く受け入れます。
3つの方針 | 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 (keio.ac.jp)アドミッションポリシーから引用
志樹舎スタッフ

専攻によって、求められることが違います。

2.2 育成像

育成像

  • 看護学専攻
    臨床判断能力や実践能力などを修得し、看護ケアの新しいあり方を開発・構築、実践できる人材
  • 公衆衛生・スポーツ健康科学専攻
    健康課題を見出す洞察力や分析力などを修得し、社会を先導する人材

詳しくは、健康マネジメント研究科のHP(設置目的 | 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 (keio.ac.jp))をご覧ください。

3. 研究科と専攻の特徴


次に、研究科と専攻の特徴について解説していきます。

3.1 健康マネジメント研究科の専攻

健康マネジメント研究科の専攻は以下の2つに分かれます。

健康マネジメント研究科の専攻

  • 看護学専攻
  • 公衆衛生・スポーツ健康科学専攻

では、それぞれの専攻について解説していきます。

3.2 看護学専攻

看護学専攻の専門領域は以下の通りです。

看護学専攻の専門領域

  • ライフステージケア領域
  • クリニカルケア領域
  • コミュニティケア領域
  • システムケア領域

詳しくは、健康マネジメント研究科のHP(修士・博士(看護学) | 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 (keio.ac.jp))をご覧ください。

3.3 公衆衛生・スポーツ健康科学専攻

公衆衛生・スポーツ健康科学専攻には、以下のように3つのコースがあります。

公衆衛生・スポーツ健康科学専攻の3つのコース

  • 公衆衛生学 : 健康課題の解決を図ることのできる人材の育成
  • 医療マネジメント学 : ヘルスケア事業の開発・運営と医療系のシステム構築
  • スポーツマネジメント学 : スポーツ関連ビジネス、健康増進事業の開発、拡充、運営
志樹舎スタッフ

同じ専攻でもコースによってかなり特徴が異なります。

詳しくは、健康マネジメント研究科のHP(教育 | 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 (keio.ac.jp))をご覧ください。

4. 人気教員・研究室pickup!

健康マネジメント研究科の教授で、テレビ番組のコメンテーターとしても有名な宮田裕章 教授をpick upしていきます。

4.1 経歴・専門分野

宮田教授の専門分野は以下の通りです。

神保教授の専門分野

  • ライフサイエンス
  • 医療管理学
  • 医療系社会学
研究者詳細 - 宮田 裕章 (keio.ac.jp)から引用


また、宮田教授の経歴は以下の通りです。

宮田教授の経歴

  • 東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程修了
  • 厚労省・データヘルス改革推進本部アドバイザリーボードメンバー
  • The Commons Project 評議員・日本代表
  • 大阪府2025年日本国際博覧会基本構想検討会メンバー
宮田裕章 - Wikipediaから引用
志樹舎スタッフ

こんなにすごい教授に教えてもらえるのは、すごいですね。

宮田教授が担当する授業は以下のリンクをご覧ください。
研究者詳細 - 宮田 裕章 (keio.ac.jp)

5. 入試概要

gshm_pamphlet.pdf (keio.ac.jp)から引用


例として、2023年の入試スケジュールを上記に挙げています。

例年このようなスケジュールでおおよそ行われます。

5.1 入試の内容

入試の内容は大きく2つに分かれ、以下の通りです。

入試の内容

  • 小論文
  • 面接


それでは、それぞれ詳しく解説していきます。

小論文

小論文試験の内容は以下の通りです。

小論文の内容

  • 健康マネジメント研究科で必要な読解力・論理的思考などを評価
  • 問題文に英語が含まれることがある


詳しくは、健康マネジメント研究科の募集要項(applicationguidebook_master2024.pdf (keio.ac.jp))をご覧ください。

過去問については以下のリンクをご覧ください。
過去問題閲覧について | 慶應義塾大学大学院

面接

面接での内容は以下の通りです。

面接の内容

出願資料(履歴書・志望理由書など)の内容を含めて、学習・研究への意欲、適応力などを評価

詳しくは、健康マネジメント研究科の募集要項(applicationguidebook_master2024.pdf (keio.ac.jp))をご覧ください。

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6. 最後に

志樹舎は、大学院入試に特化したオンライン予備校です。慶応義塾大学大学院健康マネジメント研究科の対策に対応しています。

中でも、SFC(健康マネジメント研究科を含む)は合格実績の高い研究科になります。

これまでの指導経験を活かした専門的な対策が可能です。

出願書類作成、面接演習をはじめ、具体的な入試対策でお悩みの方は、今すぐ無料相談にお申込みください。

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参考文献

gshm_pamphlet.pdf (keio.ac.jp)

慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 (keio.ac.jp)