今回は東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻についてご紹介します。
1. 法学政治学研究科法曹養成専攻の特徴
法学政治学研究科法曹養成専攻の特徴は以下の通りです。
法学政治学研究科法曹養成専攻の特徴
- 国際交流が盛ん
- 豊富な施設
それでは、それぞれの特徴について解説していきます。
1.1 国際交流が盛ん
法曹養成専攻は、アメリカのロースクール教授等を講師として招待して、英語でのサマースクールを開設しています。
法曹養成専攻の学生だけでなく、国内他大学や中国・韓国・シンガポールなど外国の大学院生も参加しています。
1.2 豊富な施設
法学政治学研究科には、勉強・研究するための以下のような豊富な施設があります。
豊富な施設
- 法学部研究室図書室
- 近代日本法政史料センター
- ビジネスロー・比較法政研究センター（IBC)
詳しくは以下の記事をご覧ください。
関連施設｜東京大学大学院法学政治学研究科・法学部 (u-tokyo.ac.jp)
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受験をする上で、大学の研究科がどのようなことを求めているのかを知ることは重要です。
なぜなら、自分のやりたいことと合致しているのか理解でき、選抜の意図も把握できるからです。
では、法曹養成専攻ではどのような能力が求められているのか解説していきます。
2.1 求める受験生像
法曹養成専攻の求める受験生像は以下の通りです。
求める受験生像
社会に貢献しようという高い志をもって法律の学習に取り組み、法の体系・理論・運用を理解したうえで、法的問題を解決するために自らの思考を発展させることのできる者。
LSboshuyoko2025.pdf (u-tokyo.ac.jp)から引用
3. 授業の特徴
次に、授業について解説していきます。
3.1 授業の例
法曹養成専攻の授業の例は以下の通りになります。
授業の例
- 基本科目憲法
- 公法訴訟システム
- 民事系判例研究
- 刑事実務基礎
- 経済法
法律に関することが中心です。
4. 修了後のキャリア
次は修了生の就職先について解説します。
4.1 修了生の就職先
法学政治学研究科の修了生の主な就職先は以下の通りです。
法学政治学研究科の修了生の主な就職先
- 中央官庁
- 金融業
- サービス業
中でも中央官庁に就職する人が多いです。
5. OB紹介
法学政治学研究科のOBであり、弁護士であり、テレビコメンテーターとしても活躍している山口真由氏について解説していきたいと思います。
5.1 経歴
山口氏の経歴は以下の通りです。
山口氏の経歴
- 東京大学法学部を首席で卒業
- 平成17年度東京大学総長賞（学業）受賞
- 財務省 入省
- 東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程 修了
5.2 大学院に入学するきっかけとその後
山口氏が大学院に入学するきっかけは以下の通りです。
大学院に入学するきっかけとその後
- 社会に出て、自分の力を完全に発揮できたという実感がなかったため、大学で勉強し直そうと考えた
- 在学中は、家族とは何かということを研究
6. 人気教員・研究室pickup!
法曹養成専攻の教授で、法曹養成専攻副専攻長である松井智予教授をpick upしていきます。
6.1 経歴・専門分野
松井教授の専門分野は以下の通りです。
松井教授の専門分野
- 金融法
- ガバナンス
- 企業金融
また、松井教授の経歴は以下の通りです。
松井教授の経歴
- 東京大学法学部卒業
- 法務省民事局参事官室民事法制監理官付
- ハーバード大学ロースクール東アジア法学研究所客員研究員
松井教授についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
松井智予 - Wikipedia
7. 入試概要
例として、2024年の入試スケジュールを上記に挙げています。
例年このようなスケジュールでおおよそ行われます。
7.1 入試の内容
入試の内容は、以下の通りです。
入試の内容
- 出願書類
- 筆記試験
それでは、それぞれ解説していきます。
出願書類
出願書類の内容は以下の通りです。
主な出願書類の内容
- 卒業証明書
- 成績証明書
- 志望理由書
- TOEIC,TOEFL,のいずれかのスコア証明書 (その他の言語を選択した場合はその能力を証明する証明書)
詳しくは、法曹養成専攻の募集要項(LSboshuyoko2025.pdf (u-tokyo.ac.jp))をご覧ください。
筆記試験
筆記試験の内容は以下の通りです。
筆記試験の内容
- 法学未修者 総合問題 : ２題を課す。
- 法学既修者 法律科目問題 : 公法系、民事系、刑事系の３系統から、各１題を出題する（合計３題）。
詳しくは、法曹養成専攻の募集要項(LSboshuyoko2025.pdf (u-tokyo.ac.jp))をご覧ください。
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8. 最後に
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参考文献
